第1回 アイスホッケーの概要について
【リンクについて】
アイスホッケーは「リンク」で行われますが、リンクのサイズは国際アイスホッケー連盟(IIHF)
の「アイスホッケー公式国際協議規則」に、定められています。
長さ 60m × 幅 26m~30m
青いラインは「ブルーライン」と呼び、リンクを攻撃側から(攻撃方向が左として)①アタッキングゾーン、
②ニュートラルゾーン、③ディフェンシングゾーンに3分割します。赤いラインは「レッドライン」と呼び、
④ゴールライン、⑤センターライン、GKのプレーゾーンである⑥ゴールクリーズを示します。
リンク内に計8個ある赤い点は「フェイスオフスポット」と呼ばれ、ここで「フェイスオフ」が行なわれます。
フェイスオフは、試合の開始時や反則などで中断したプレーの再開時に行なわれます。
対峙する両チームの選手2人の中間に、審判がパックを落し、プレー開始となります。
【チームの構成について】
チームは最大以下のとおりです。
プレーヤー20名 ゴールキーパー2名 合計22名
チームは、「キャプテン」1名および2名以下の「キャプテン代行」を指名し、キャプテンには「C」のマーク
を、キャプテン代行には「A」のマークを、ユニフォーム前面の目立つ場所に着けなければなりません。
ゲーム中にリンク上に出場できるのは6名です。試合中、選手交代は自由に行われます。
【試合について】
通常の試合は正味各20分間の3つのピリオドおよび2回の15分間のインターミッションから成りますが、
大会によって時間が異なる場合があります。
試合中、30秒間のタイムアウトを取ることができます。
勝敗の決定は3ピリオド終了時点で点数の多かったチームが勝ちとなります。